静岡で福祉系の大学を専攻した私は、大学生時代に家庭教師を皮切りに塾のアルバイトを行いました。
家庭教師のアルバイトを選んだ理由は、児童福祉に興味があったので子どもと接する仕事をしたいという理由からでした。
もちろん、時給の良さというのも選んだ理由の一つです。
大学4年になると実習へ行く必要があったので、その前に子どもとの関わり方を学ぶことができたらという気持ちもありました。
アルバイトをしていた場所のすぐ近くが、塾だったということもあり、家庭教師のアルバイトと塾のアルバイトを並行して行うことが出来ました。
結局大学生活4年間、ずっと家庭教師や塾など、子どもに勉強を教えるアルバイトを楽しく続けることができ、辞める時はとても辛く悲しい気持ちになりました。
大学を卒業して、最初は福祉系の仕事に就いたのですが、ほどなくして英会話講師としての職を得ることができ、働いたという経験もあります。
集団塾ではレベルの差を考慮するのがポイント
集団塾と個別指導塾の仕事の大きな違いは、授業展開です。
集団の場合、全ての生徒に興味のある授業計画を立て教える必要がありますが、個別であれば、個人に合わせた授業を行うことが出来ます。
集団塾はレベル分けがしっかりされているものの、多少なりとも得意不得意や理解力の差というものがあります。
その辺りをしっかり見極めないと、授業をつまらないと感じる生徒が増えるので注意をしなければいけません。
また、声の大きさという点に関しても集団塾と個別指導塾では違いがあります。
個別指導の場合は、家庭教師同様それほど大きな声を張り上げて授業を行う必要はありませんが、集団塾の場合は、子どもたちの気をひきつけるためにも、抑揚をつけて話す必要があります。
個別指導塾では効率的に複数の生徒を教えられる
私の場合、個別指導塾と言っても一対一で授業を行うタイプではなく、仕切りのあるスペースで一度につき2~3人程度の生徒の間を行ったり来たりしながら授業を進めていくというものでした。
私が他の児童の所へ行っている間は問題を解いてもらう時間にあてるというわけです。
また、授業の後で他の講師やアルバイトと雑談が出来るという点も楽しかったです。
悩みがあった時にもすぐに相談できる環境にあるというのが個別集団塾の良さだと思います。
家庭教師は、一対一でじっくり関われるというメリットがありますが、通勤に時間がかかる場合があるというデメリットがあります。
家庭教師先をハシゴする場合も、移動時間を考慮にいれる必要がありますが、個別指導塾であれば、みっちり授業を入れることができるため、効率的に収入を得ることができます。
自分の自由に教えられるのが家庭教師のメリット
一対一でじっくり向き合って指導したいという方は、家庭教師のバイトが向いているのではないでしょうか。
保護者の方と毎回顔を合わせる必要があるため、密に連絡を取れるという点もメリットと言えます。
生徒だけではなく、家族の協力も欲しいという熱血型の人には適しているでしょう。
親とのかかわりも多いので、大人し目のタイプよりも社交的な方がストレスを感じることなく保護者の方と関われると思います。
また、<strong>家庭教師の派遣先にもよりますが、自分の好きなように授業を進めさせてくれることが多い</strong>のも家庭教師の特徴だと思います。
授業計画を立てたることが好きだという方や縛られたくないという方、自分に自信がある方は家庭教師が向いていると言えるでしょう。
アルバイトを紹介してもらった静岡の家庭教師会社は、プロ家庭教師が非常に多かったため、そういったサポートも非常にしてもらった記憶があります。
家庭教師の募集要項は細かく見るようにして、自分に合った会社でやるようにしましょう。
塾のバイトが向いている人とは?
個別指導塾と集団塾では異なりますが、特に集団塾の場合は、授業を楽しく展開させる自信のある人が良いでしょう。
雑学や生徒が興味を持ちそうなネタを授業内にポツポツと入れながら授業を進めていくと、生徒は興味を持って授業に集中してくれます。
塾に通いたくないのに親に無理やり通わされているという生徒も大勢います。
そのような子達を叱咤激励しなければいけません。
声が小さいよりも大きい方が授業に耳を傾けてくれることが多いので、声の大きさというのも集団塾で教える場合は重要です。
ただし、個別指導塾であれば家庭教師とはそれほど変わらない指導方法ですので、声の大きさに関しては気にする必要はないと思います。
交通手段がないという方も、家庭教師ですと派遣先が限定されてしまいますが、塾であればそんな心配をすることもないでしょう。